Mozilla、Webブラウザ「Firefox 3.0」を正式にリリース

 

ついに正式公開「Firefox 3.0」 (画面はMac OS X版)

Mozilla Foundationは17日 (米国時間)、Webブラウザ「Firefox 3.0」を正式にリリースした。動作環境はWindowsとMac OS X、Linux。サポートされる言語は46種、日本語版バイナリパッケージはMozilla JapanのWebサイトからダウンロード可能。

Firefox 3.0は、2006年10月公開のFirefox 2.0以来約1年半ぶりのメジャーアップデート。34ヶ月という期間を経て開発されたHTMLレンダリングエンジン「Gecko 1.9」は、15,000件を超える改良により表示速度や安定性が向上。デバイス非依存のグラフィックスライブラリ「Cairo」の採用により、PDFやSVGなどベクター画像のレンダリング性能も改善された。JavaScriptエンジンの改良も進められ、Firefox 2.0系と比較したWebアプリケーションの処理速度は2倍以上高速化されている。

利便性も向上。文字と画像を同じ縮尺でズームイン / アウトする「フルページズーム」や、ダウンロード元の情報を表示するなどファイルの特定が容易になったダウンロードマネージャ、DBエンジンのSQLiteを活用した逐語検索可能な履歴 / ブックマーク管理ツール、といった新機能が追加された。セキュリティも強化、偽装サイトやマルウェアから保護する機能や、実行形式のファイルをダウンロードするとウイルス対策ソフトに通知する機能が新たに用意されている。

Firefoxは、Netscapeの支援 / 出資により設立されたMozilla Projectを起源とするWebブラウザ。Webの閲覧というブラウザ本来の機能を重視、ポップアップブロックなど新機能をいちはやく実装したことによりシェアを急伸。マルチプラットフォーム指向 / 多言語対応なことも手伝い、幅広いユーザ層から支持を集めている。

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