アビッドは、映像制作に適したストレージディスクアレイ「Avid VideoRAID ST」および「Avid VideoRAID SR」の世界同時出荷を開始したことを発表した。

「VideoRAID ST 2.5TB(5ドライブ)」

両製品とも、業界標準となり低価格化が進むSATAドライブを採用。デジタルビデオ制作には必須とも言えるリアルタイム性に優れ、高いフェイルセーフ機能も備えているという。また、バックグランドでリビルドを実行中であっても、ハイパフォーマンスと保護機能を維持したままビデオ編集が可能であり、時間に追われるビデオ制作者に最適といえる。

同社広報によると、こうした機能を備えた同製品は、長年主流であり続けたSCSI規格に変わる次世代のRAIDとして注目を集めているという。

価格は、「VideoRAID ST 2.5TB(5ドライブ)」が72万4,500円、「VideoRAID ST 5TB(5ドライブ)」が117万6,000円、「VideoRAID SR 8TB(16ドライブ)」が226万8,000円、「VideoRAID SR 16TB(16ドライブ)」が346万5,000円。なお、同製品の全シリーズは、3年間の無償保証期間中は、ディスクドライブとシャーシは追加費用なしでパーツ交換が可能とのこと。対応OSはWindows XP Professional SP2、Vista SP1、MAC OS X v 10.4~10.5.3。