この夏公開となる映画『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』、『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN! BANBAN! 劇場BANG!!』の制作発表記者会見が2日に行われ、キャスト19人が顔を揃えた。
2部構成のこの会見、先陣を切ったのは『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』。「平成仮面ライダー」シリーズの9作目として1月に放送スタートした『仮面ライダーキバ』(テレビ朝日系)では主人公・紅渡の活躍する"現在"と、その父である紅音也の"過去"(1986年)が並行して描かれている。
田崎竜太監督は「テレビ版の『仮面ライダーキバ』は1986年と2008年の二つの年代が折り重なっていく、いわばリーグ戦のような様相を呈しているんですが、今回はそれが一つになって日本シリーズのような総力戦になっています。豪華なゲスト出演者にも出ていただいて、科学反応を楽しんでいただけるのでは」と自信たっぷりに挨拶。
続いて、紅渡(仮面ライダーキバ)役の瀬戸康史は「コメディチックでもあり、感動するところもあり、親子共演もアリで盛りだくさんな感じです。僕がすごく大変なことになっているので、ぜひ劇場に足を運んで見てください」とアピールすると、「僕も大変なことになります!」と紅音也役の武田航平が対抗。親子という設定の2人は、「笑いのツボも、ちょっと腹立つポイントも似てるんです」(瀬戸)ということで撮影では大変息が合っているという。
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瀬戸康史(左)と武田航平(右)。「親子であんなことしたりこんなことしたり……。あといろいろ出します!(笑)」とは武田の弁。一体どうなってしまうのか |
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今作の最注目ポイントの一つは体長3.2メートルという巨大なライダー「仮面ライダーアーク」であろう。遙か昔のキバによって封印されていたが、ひょんなことから蘇り、脱獄した死刑囚・杉村隆に憑依する。この杉村を演じるのがネプチューンの堀内健だ。「この作品はストーリーもアクションもCGも、すべてにおいて……敵もでっかくて強いですしね、勝てるのかっていう……、今まではリーグ戦だったんですよ。それが今回は日本シリーズなんです。ケミストリィな感じで楽しんでもらえたらと思います」と、言葉に詰まった上に監督のコメントを流用するという高等テクニック(?)で会場の笑いを誘った。
そして、この「仮面ライダーアーク」の復活のきっかけを作ってしまう女性バイオリニスト・榊原とわを杏さゆりが演じる。「この撮影で初めてバイオリオンを触らせてもらったんですが、すぐ演奏会のシーンの撮影になって。でもそんなことは微塵も感じさせないほど軽やかに演奏できていると思います(笑)」と自信満々にコメントした。
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「やられっぱなし、役立たず、口だけ達者な麻生恵役の柳沢ななです。本当に役立たずなんですが、劇場版では何とかそれを覆したいなとがんばってます」 |
その恵の母・麻生ゆりを演じる高橋優。「私や音也が現代に行ってしまうというテレビ版ではあり得ないことが起きるので、そこを楽しみにしていてください」 |
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名護啓介(仮面ライダーイクサ)役の加藤慶祐。「名護の相変わらず必死なところを見てください」 |
とわの娘・机なつきを演じる岡本玲は「お母さんとの温かい繋がりが見どころです」 |
白峰天斗(仮面ライダーレイ)に扮するは山本匠馬。「小さいころから見ていた仮面ライダーにゲストとして呼んでもらえて嬉しいです。悔いの残らないようがんばりたい」 |
ここで一旦キバのメンバーは退場、今や未就学児童の心をガッチリ掴んで離さないという『炎神戦隊ゴーオンジャー』にバトンタッチ。「スーパー戦隊シリーズ」の32作目としてこの2月に放映開始となった本作は「のりもの」をモチーフに、意志を持つビークル(=炎神)と、その相棒である若者たちの活躍を描く。
「テレビの設定はそのままに、新たにウィングスを加えた7人で、"サムライワールド"という異世界に行って戦うというテレビよりかなりスケールアップした内容です。BUNBUN! BANBAN! と楽しそうなタイトルが付いていますが、本編では熱いドラマが展開します」と竹本昇監督。
江角走輔(ゴーオンレッド)役の古原靖久は「普段、変身した後のアクションはスーツアクターさんにお願いしてるんですが、今回はほとんど自分でやりました!」と驚きの発言。「目の前に座っているコスプレをした皆さんがどういうことをするのか……」と言いかけると、すかさず前列の半田健人から「コスプレじゃないよ」と指摘が飛んだ。
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「緊張しています」と香坂蓮(ゴーオンブルー)役の片岡信和。「テーマは心。周りにいる人たちに対して優しい気持ちになってもらえたら」 |
『炎神戦隊ゴーオンジャー』がデビュー作という逢沢りなは楼山早輝(ゴーオンイエロー)を熱演中。「ぐっとくる作品になっていると思います。ハイ」 |
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城範人(ゴーオングリーン)を演じる碓井将大は「戦隊出身のゲストの方たちと共演ということで、いい意味での緊張感を持って撮影に臨めました」 |
「会見は苦手です……というのが軍平だと思うんですが、今日は海老澤健次でいかせていただきます!」と劇中の石原軍平(ゴーオンブラック)とはかけ離れた素のキャラクターを披露した海老澤。「京都は東京よりも体温が……あっ、温度が熱く(笑)、楽しく撮影できました!」 |
以上5名のゴーオンジャーたちに加えて、今回須塔大翔(ゴーオンゴールド)、須塔美羽(ゴーオンシルバー)が新たにレギュラー入り。
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ゴーオンゴールド役の徳山秀典は「一昨年は『仮面ライダーカブト』、去年は『電王 劇場版』、そして今年はゴーオンジャーで"キバ"を食いに来ました! と監督に言えと言われました(笑) |
ゴールドの妹、ゴーオンシルバーは杉本有美。「追加女性レギュラーは初めて、ということで緊張しています」 |
人間たちが暮らす「ヒューマンワールド」を汚い世界へ変えようと、ゴーオンジャーと戦いを繰り広げる「蛮機族ガイアーク」陣からは三大臣の一人、汚れた水を好むケガレシア(及川奈央)が登場。「劇場版は、ガイアークたちが何かを企むところから始まります。私のこの顔がスクリーンにアップになると思うので怖がってください(笑)」。
そして、今作の舞台の一つとなる「サムライワールド」を蹂躙する"魔剣城"の主・魔姫にはソニンが扮する。「会場の従業員の方にすごくあやしい目で見られて恥ずかしかったです(笑)。魔剣城の主なんですが、手下の雷剱と獄丸という怪獣がリアルに怖くて、あれは子供が見たら泣いちゃうんじゃないかと思いました」。
サムライワールドから突如ヒューマンワールドに現れた「炎衆」の一人、列鷹役には半田健人。約5年前に『仮面ライダー555』で連続ドラマデビューを果たしたという半田は「帰ってきたような気持ちです。仮面ライダーファンも、スーパー戦隊シリーズファンも、両方の期待を裏切らないような芝居をしたつもりです」と胸を張って語った。最近では鉄道マニアや蘊蓄王としての一面がクローズアップされているが、「だいぶ路線変更もありましたけどね。台本読むよりフリートークの方が得意になってしまいまして(笑)」と本音をこぼすと会場からは爆笑が。「でも5年前とこいつ全然芝居変わってねえなって思われるのは絶対いやだったんで、そこは気合い入れて臨みました」。
会見の締めは二作合わせての特大フォトセッション。
『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』、『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN! BANBAN! 劇場BANG!!』は8月9日、全国東映系にてロードショー。
劇場版「キバ・ゴーオンジャー」製作委員会
(C)2008 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
(C)2008 テレビ朝日・東映AG・東映
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