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NanoBook後継のUMD「VIA OpenBook」 |
VIA Technologiesは27日、ミニノートPC「VIA OpenBook」のリファレンスデザインを公開した。筐体デザインのCADファイルは、Creative Commons Attribution Share Alike 3.0ライセンスのもと、自由な再利用が許される。
VIA OpenBookは、モバイルプロセッサC7-Mの低消費電力版「C7-M ULV」を搭載した、小型ノートPCのプラットフォーム。UMD (Ultra Mobile Device) のリファレンスデザインとして2007年に発表された「NanoBook」の後継と位置付けられ、コンセプトは継承しつつパフォーマンス強化が図られている。オールインワンのチップセットVIA VX800を採用、グラフィックコア「Chrome9 HC」により、動画やDirectX 9.0ベースの3Dグラフィックスも滑らかに再生できる。
筐体サイズは240 (W)×175 (D)×36.2 (H) mm、重量は約1kg。液晶モニタはWVGA1,024×600ピクセル / 8.9インチ、内蔵バッテリーは4セル / 2600mAのリチウムイオン方式で、最長3時間の連続使用が可能。
複数の移動通信方式もサポート、WiMAXとHSDPA、EV-DO / W-CDMAといった内蔵型通信モジュールを選択できる。3基のUSB 2.0ポートとVGA端子、オーディオ入出力端子、SD / SDIO / MMC / MSに対応した4-in-1のメモリカードスロット、200万画素 / デュアルヘッドのWebカメラも装備される。
