目の前のPCで宇宙旅行はいかが? MSが「WorldWide Telescope」を発表

    Junya Suzuki  [2008/05/14]

    世界探検に飽きた冒険者の貴方に、最後のフロンティアである宇宙探検はいかが!? - こんな夢を叶えるソフトが高解像度の画像ライブラリ群とともに提供される。米Microsoftは5月13日(現地時間)、宇宙の天体や星雲などを探索できるソフトウェア「WorldWide Telescope」のパブリックベータ版を公開した。専用ソフトとインターネットを介したWebサービスを組み合わせた製品で、学生や宇宙に興味のあるアマチュア研究者らをターゲットに無償で提供される。ちょうど、Googleの公開しているGoogle Earthの宇宙版ともいえる存在だ。

    「WorldWide Telescopeはわれわれ(Microsoft Research)の多くが長年追い求めてきた夢に息吹を与えるものだ。これを"宇宙を探検したい"と考えている人々すべてに無料サービスとして提供できることを誇りに思う」と、米MicrosoftのNext Media Research部門マネージャーのCurtis Wong氏は述べている。また、来月中にもMicrosoftの一線から退くことを表明している同社会長のBill Gates氏も「WorldWide Telescopeは科学や教育分野における強力なツールだ。何テラバイトもの膨大なイメージやデータを手軽に利用できるソフトウェアと組み合わせることで、宇宙の不思議をかいま見るための新しい道を切り開くことになるだろう」とコメントしており、未来の科学者のタマゴだけでなく、かつての科学少年をも巻き込んだサービスの広がりに期待を寄せている。毎晩夜空を眺めて何気なく感じた疑問など、かつての学習や図鑑でおぼろげに覚えているキーワードや知識をフル活用してWorldWide Telescopeで調べてみるのもいいだろう。

    WorldWide Telescopeの実行ファイルは同ソフトウェアの専用サイトから無償ダウンロード可能(専用サイトの閲覧にはSilverlightが必要)。対応OSはWindows XP SP2以上またはWindows Vista(推奨)で、推奨システム要件はIntel Core 2 Duoプロセッサ2GHz以上、1GB以上のメモリ(2GB以上を推奨)、128MBのメモリ(256MB以上を推奨)を搭載した3Dアクセラレータ、XGA以上の解像度を持つディスプレイとなっている。インストールにはHDDに1GB以上の空きスペースが必要なほか、オフライン機能を活用するために10GB以上の空きスペースが推奨されている。また実行にあたっては、.NET Framework 2.0とDirectX 9.0c以上のモジュールが導入されている必要がある。

    WorldWide Telescopeの実行例

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