オンキヨー、HDMI 1.3a装備カスタムインストール向けAVセンターアンプ

    村田修  [2008/05/12]

    オンキヨーは9日、カスタムインストーラー向けのAVセンターアンプ「Integra」シリーズの新モデル「DTX-5.9」を発表した。発売は6月2日を予定しており、価格は10万5,000円。

    映像用だけでなく、音楽再生用としても高い能力を持つ「DTX-5.9」。ただし本来の実力を発揮させるためには工事が必要

    同製品は、松下電器産業の「VIERA Link」、東芝の「REGZA Link」、シャープの「AQUOSファミリンク」に対応するHDMIリンク機能や、1080pへのアップスケールが可能なビデオスケーラー、「AudysseyDynamic EQ」の搭載など、4月29日に発売された「TX-SA606」と、AVアンプとしてはほぼ同じ性能を持つモデル。Integraシリーズとしてはベーシックなクラスのモデルということになる。定格出力120W×7の「VLSC」デジタルアンプや、信号レベルをなるべく低下させないことで微細な音声信号が埋もれてしまうのを防ぐ「オプティマムゲインボリューム」などを搭載(同社によると、オプティマムゲインコントロールは、小音量時の再生に有効というだけでなく、大きな音声信号に微細な音声信号がマスクされてしまうのを防ぐ効果があるとのことで、実際にはフルパワーの一歩手前まで、その効果が発揮されるとのことだ)。映画などの映像ソースの再生だけでなく、2chオーディオに関しても高い再生能力を持つ。

    ただし、カスタムインストール市場向けのモデルということで、2つの部屋で別のソースを演奏させるゾーン機能や、エアコンや照明器具といったさまざまな家電製品のコントロール機能など、一般的なAVアンプとは一味違った機能が搭載されている。Integraシリーズは、基本的には、カスタムインストール市場でのみ流通している製品だが、一部の量販店では購入することも可能だ。ただし、ショップで購入して普通に設置しただけでは、これらのコントロール機能を利用することはできない(同クラスのTX-SA606に比べると、DTX-5.9のほうが、搭載されている機能の分価格も高い)。

    主な仕様
    全高調波歪率0.08%(定格出力時)
    周波数特性5Hz~100kHz(+1dB/-3dB、Direct Mode)
    SN比106dB (LINE、IHF-A)
    トーンコントロール最大変化量+-10dB(BASS at50Hz)、+-10dB(TREBLE at20kHz)
    スピーカー適応インピーダンス4~16Ω
    コンポーネント映像周波数5Hz~50MHz
    消費電力(電気用品安全法技術基準)450W
    待機時電力0.1W
    最大外形寸法43(W)×174(H)×377(D)mm
    質量12.6kg
    HDMI端子入力×4/出力×1
    映像入力端子D4端子×2 / コンポーネント端子×2 / S端子×4 / コンポジット端子×5
    映像出力端子D4端子×1 / コンポーネント端子×1 / S端子×2 / コンポジット端子×2
    音声入力端子デジタル×5(光×3/同軸×2) / アナログ×7 (2ch×7 1入力は7.1ch兼用)
    音声出力端子デジタル×1(光) / アナログ×4 (2ch×2/Zone2×1/7.1ch×1)
    スピーカー出力端子9(Main×7/Zone2×2)
    その他の端子ヘッドホン端子×1 / RS232端子×1 / LAN端子× / 1 / 12Vトリガー端子×3 / IR入力端子×2 / IRIR出力端子×1

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