クライスラー日本は、ジープ・ラングラーの4ドア5人乗りモデル「アンリミテッド」の最上位モデルとして、「ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン (Jeep Wrangler Unlimited RUBICON)」を追加し、4月29日より発売する。価格は483万円。

ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン

「ラングラー アンリミテッド」は、4ドアのジープの中ではもっとも高いオフロード性能を与えられたモデルであり、今回発売される「ルビコン」は、その中の最上位モデルにあたる。

搭載されるパワーユニットは、最高出力146kW(199ps)、最大トルク315Nm(32.1kgm)を発生する3.8L(リッター)V型6気筒エンジン。トランスミッションは、2ドアのラングラー ルビコンでは6速マニュアルだが、このラングラー アンリミテッド ルビコンでは4速オートマチックが組み合わせられる。ただし最終減速比は4.100と大幅に下げられている(スポーツ4ATやサハラ4ATは3.727)。

4輪駆動システムである「ロックトラック4×4」は、ルビコン専用に設計。さらに従来モデルに比べて前輪のストロークを28%増加させ、荒れた地形での接地性能をアップさせる電子制御式フロントスウェイバー ディスコネクティングシステムを搭載。スイッチで簡単にオン/オフが可能なロッキングディファレンシャルは、巨大な岩を登るときや急な傾斜を上るときなど、左右のホイールに同等のトルクを配分し、低速での高い機動性を可能にしている。

エクステリアでは、サイドシル部にロックレールを装備し、ボディの保護を強化している。また、17インチアルミホイールやボンネットフードに「RUBICON」ステッカーを装備することで、エクステリアの逞しさを強調している。

搭載される3.8L V型6気筒エンジン