三倉茉奈・佳奈が双子のヒロインを演じることで話題のNHK連続テレビ小説『だんだん』(NHK総合ほか 9月29日より放送)が25日、NHK大阪放送局で出演者発表会見を行い、主演の茉奈・佳奈、新たに発表された共演の吉田栄作、石田ひかりらが顔を揃えた。

勢揃いした次期NHK朝ドラ『だんだん』のキャストたち
前列左から、三林京子、吉田栄作、三倉茉奈、三倉佳奈、石田ひかり、藤村志保
後列左から、石倉三郎、鈴木砂羽、夏八木勲、京野ことみ、山口翔悟

『だんだん』は、生まれてすぐに離れ離れになった双子、高校3年生の田島めぐみ(茉奈)と祇園の芸妓・一条のぞみ(佳奈)が18歳で運命的に出会い、姉妹の絆を深めながら、デュエット歌手としてプロデビューを目指すというストーリー。2人の父で、島根で漁師をしながらめぐみを育てる田島忠役を朝ドラ初出演の吉田栄作が、生みの母で、京都でのぞみを育てる祇園の一流芸妓・一条真喜子役を平成4年の『ひらり』でヒロインに扮した石田ひかりが演じるほか、藤村志保、三林京子、夏八木勲、石倉三郎、鈴木砂羽、京野ことみ、オーディションで500人を超える中から選ばれたというフレッシュなイケメン男優・山口翔悟ら個性豊かなキャストが競演する。

「最近、日常生活で事あるごとに『だんだん』と言うようにしています」と茉奈

佳奈は役作りのため舞妓修業中。「深くて厳しい世界。もっと勉強していきたい」

吉田は「めぐみとのぞみのよき道しるべになるようなお父さんを演じたい」と父親役に意欲を。今日が初顔合わせという"娘たち"の印象について「茉奈ちゃんと佳奈ちゃんが本当にそっくりなので、どこで見分けたらいいのかまだわかりません」と笑わせ、「年齢的にいうと2人は僕が18歳のときに生まれた計算になるから、僕が親でもギリギリ大丈夫」と話し、実年齢22歳の茉奈・佳奈に「いや、お若いです!」、「申し訳ないぐらいです!」と恐縮されていた。一方、石田は「じつは私、女の子の双子が欲しかったんです。お腹に赤ちゃんがいるってわかったとき、『1人ですか? 2人ですか?』ってお医者さんに真っ先に聞いたぐらい(笑)。だから、こんなにかわいい双子ちゃんのお母さんになれたことを本当に喜んでいます」と満面の笑顔。茉奈を「そんなうれしいことを言ってくださる石田さんに、『だんだん(=島根弁で"ありがとう"の意)』です!」と感激させていた。

石田は「『ひらり』がこんな大きな子たちのお母さんになるんですね」と感慨深げ

「作品に込められた思いに共感して出演を決めました」と吉田

のぞみの"育ての母"役の鈴木は「育ての親ってとこがドラマチックで私らしい」と

京野も朝ドラ初出演。のぞみの先輩芸妓役を「等身大の20代の女性として演じます」

また会見では、茉奈・佳奈のデビュー作となった平成8年の朝ドラ『ふたりっ子』の意外なエピソードを、同作品でも共演していた三林が披露。当時、小学5年生だった2人はヒロインの子ども時代を演じて人気を博したが、クランクイン前は「演技がむちゃむちゃヘタやった(笑)」とか。それで出演シーンを減らされてしまったが、いざ本番となると「むちゃむちゃおもしろいし演技いい!」。『あの子たちをもっと見たい』という声がNHKに殺到し、ドラマの最後に再び出演することになったという。思わぬ暴露に茉奈・佳奈は思わずテレ笑い。今ではすっかり"女優"に成長した2人に三林は「今回も、さらにすごい演技を本番で見せてくれると期待してます」とエールを送っていた。さらに鈴木が「笑顔がまぶしい! "若人"とか"青春"とかいう言葉を感じる人はイマドキ珍しい。さわやかすぎます!(笑)」と明るいキャラクターを絶賛すれば、山口も「2人が歌うシーンの稽古を一緒にやったんですけど、すごく息の合ったデュエットを超アリーナ席で聞かせてもらって、双子って本当にすばらしい! と思いました」とベタ褒め。

会見中、佳奈「えーっと、えーっと…」、佳奈「『えーっと…』が多いわ!」などとツッコミ合う仲睦まじい2人

これを受けて茉奈は「こんな素敵なみなさんと共演できる私は幸せ者。本当の家族のようになって、あったかいドラマを作っていきたいです」と抱負を。佳奈は「緊張もしていますが、どんな素敵なドラマになるんだろうという期待も大きいです」とコメントし、覚えたばかりという"祇園ことば"で「よろしゅうおたのもうします~」と共演者たちに頭を下げていた。