日立情報、リソースオンデマンドサービスを開始

日立情報システムズは、同社のデータセンター内にサーバ、ストレージ、ネットワーク等を用意し、その中に業務システムを割当て、運用と合わせたサービスとして提供する「リソースオンデマンドサービス」を5月から開始すると発表した。

これは、日立情報が「中期経営計画 2007-2010」で掲げた「プール化構想」の一環。プール化構想とは、同社のデータセンターサービス事業の将来コンセプトの1つで、お客様に「必要なときに」「必要なソリューション」を提供するために(オンデマンドサービス)、リソースを仮想化(プール化)したリーズナブルなサービスを実現する構想。

今後は第2ステップとしてアプリケーションマネジメントサービスを追加し、今年の7月からメール系アプリケーションの運用を含めたサービスを開始、以降、運用サービスの範囲をERPパッケージ等へ順次拡大していくという。

同社では、「リソースオンデマンドサービス」を「プール化構想」の基盤を成す中核サービスとしてメニューを順次拡充し、2010年度に100億円の売上を目指すという。