マイクロソフトは、Windows Vista Service Pack 1について自動配信機能による配布を開始することを発表した。日本での配信は5月9日より段階的に開始される。

配信の対象となるのは日本に割り当てられたIPアドレスを持つWindows Vista PC。日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語を含む5言語対応版で提供される。日本以外のIPアドレスを持つPCには、4月24日より段階的に配布される。

SP1にはVista発売後の更新プログラムとアプリケーション互換性、ドライバ強化など約570のプログラムが含まれる。適用することにより、ファイルのコピーや圧縮速度、無線LAN接続の安定性の向上などが謳われている。なお、SP1適用前のVistaのサポートについては、同社のプロダクトサポートライフサイクルポリシーに基づき、SP1のリリースから24ヶ月間となっている。

同社では自動配信の開始に伴い、SP1の概要とインストール手順など情報を掲載したサイトを開設している。また、SP1インストールおよびインストール後に関するサポートについては、Eメールおよび電話にて2009年3月19日まで対応している。