5320 XpressMusicは、「S60」をベースとし、3G/HSDPAをサポートした音楽携帯電話。1670万色表示可能な2インチQVGA画面を搭載、動画撮影もできる2メガピクセルカメラもある。サイズは108×46×15mm、重さは90g。メモリ容量は、microSDカードにより最大8GBまで拡張可能。最大6000曲を収容できる。HS-USBに対応、高速にデータを転送できるという。

音楽機能としては、最新の音声コマンド機能「Say and Play」を搭載した。自分のフォルダにあるアーティストや楽曲の名前を読み上げると、該当する楽曲を再生するという。

専用オーディオチップを搭載、高音質を実現する。音楽専用ボタン「XpressMusic」を搭載、これを押すと音楽再生プレイヤーが立ち上がり、操作できる。3.5mmのステレオジャック口も供えた。音楽再生時間は最大24時間。

インターネットでは、Nokiaのインターネットサービス「Ovi」、検索機能「Nokia Search 4.1」、ウィジェット「Nokia WidSets」をサポートした。情報へのアクセス、ファイルの検索・共有が容易に行えるとしている。

このほかにも、Nokiaが先日リニューアルしたモバイルゲームサービス「N-Gage」専用キーもある。ランドスケープモードに対応しており、ゲームを本格的に楽しめるという。

第3四半期に欧州など主要市場で提供を開始する。予想販売価格は220ユーロ。

Nokia 5320 XpressMusic。赤と青の2色がある

5220 XpressMusicは3220の下位機種となり、ユニークなアシンメトリック(左右非対称)型が印象的な端末。

「Series 40」をベースとしたGSM端末で、256000色表示可能な2インチのQVGA画面、2メガピクセルカメラを搭載した。サイズは108×43.5×10.5mm、重さは78g。メモリはmicroSDカードにより2GBまで拡張可能。最大1500曲を収容できるとしている。

第3四半期に提供を開始、予想販売価格は160ユーロ。

Nokia 5220 XpressMusic。こちらは赤、青、緑の3色がある

両端末とも、Nokiaの音楽サービス「Nokia Music Store」をサポート、同サービスが利用できる地域のユーザーは、音楽を直接携帯電話にダウンロードしたり、PC経由でのサイドロードができる。