動画再生のほか、画像を無段階で拡大表示するデモも

マイクロソフトは、クロスブラウザ、クロスプラットフォームなリッチインタラクティブアプリケーション(RIA)を実現するSilverlightテクノロジを、Yahoo! JAPANが同サイトのサービスにおいて採用することを明らかにした。Yahoo! JAPANによると、6月を目処にSilverlightの特性を生かした動画配信サービスを開始する予定だという。

Silverlightは、高度なインタラクティブ性や動画・音声のストリーミング配信などの特徴を持つWebブラウザプラグイン。Silverlightのサイトでは、これらの機能とYahoo! JAPANで提供されているサービスを組み合わせたものをイメージしたデモムービーが公開されている。

実際にはデモムービーのようにサービス全体がSilverlightプラットフォームに統合されるわけではなく、まずは動画配信サービスに導入される形となる。現在提供されているYahoo!動画はWindows/IE6.0以上のみに対応しているが、Silverlightを用いることでMacやIE以外のブラウザでも動画の視聴が可能となる。またDRM(デジタル著作権管理技術)対応によるコンテンツ管理や、ユーザー側で配信帯域の変更が可能なことなども利点として挙げられている。