OSレベルの仮想化ソフトウェア「FVM 1.0」が公開

 

Rether Networksは8日 (米国時間)、Windows向け仮想化ソフトウェア「Featherweight Virtual Machine (FVM) 1.0」をリリースした。適用されるライセンスはGNU GPLv2、オープンソースソフトウェアとして公開される。

FVMは、OSレベルの仮想化を実現するソフトウェア。現在の仮想化技術は、CPUやストレージなどのハードウェアを抽象化する方法 (ハードウェアの仮想化) が主流だが、FVMが採用するOSレベルの仮想化では、ホストOSの機能により仮想化を実現。ハードウェアリソースの管理やアプリケーションはホストOS側の機能で実行されるため、すべての仮想マシンが同一のOS上で稼働するという特徴を備える。この方式を採用する仮想化ソフトウェアには、Parallelsの「Virtuozzo」およびオープンソース版「OpenVZ」や、Sun Microsystemsの「Solaris Containers」が挙げられる。

FVM 1.0の動作環境は、Windows 2000 / XP。現時点ではバイナリパッケージの提供が行われていないため、ソースコードのコンパイルにはMicrosoft Visual Studio 6 (VC++コンパイラ)、Microsoft Detours Express 2.1、およびMicrosoft Windows Driver Kitが必要。

現在のバージョンでは、COM/RPCの仮想化がサポートされていないほか、同一のWindows仮想マシン上ではIISが複数インスタンスで動作しない、仮想マシン間でのコピー&ペーストが機能しないなどの不具合が確認されている。将来のバージョンでは、実行可能なサービス (デーモン) の種類を増やすほか、NTFSのサポート強化、クリップボードの仮想化対応の追加を予定しているとのこと。

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