27日、都内で映画『少林少女』のジャパンプレミアが行われ、主演の柴咲コウほか、主要キャストが登場した。艶やかなチャイナドレスに身を包んだ柴咲に、来場者の視線は集中。スタントなしで挑んだアクション撮影の裏話を披露した。

会場に乗り付けた巨大な黄色いリムジン(約6,000万円!)から現れたのは柴咲コウ、仲村トオル、江口洋介、岡村隆史の日本勢、キティ・チャン、ティン・カイマン、ラム・チーチョンの香港キャスト。そして本作のプロデュースを亀山千広と共に務めるチャウ・シンチーが。

会場入りするリムジン。デカい!

中からチャイナドレス姿の柴咲コウが

役名どおり、凜とした美しさに会場からはため息が

前列左から亀山千広、チャウ・シンチー、柴咲コウ、仲村トオル、江口洋介、岡村隆史
後列左から本広克行監督、キティ・チャン、ティン・カイマン、ラム・チーチョン

祖父の少林拳登場を継ぐべく中国へ修行に出た凜(柴咲コウ)。帰国して道場がつぶれてしまったことを知った凜は、その身体能力を買われ大学ラクロスの助っ人に。ラクロスを通じて少林寺拳法を広め、道場を再建することを誓うが……?

(C) 2008 フジテレビジョン/ギャガ・コミュニケーションズ/S・D・P/ROBOT/クロックワークス

アクション初挑戦の柴咲は、クランクインの1年前から少林拳の特訓を始め、撮影はほぼスタントなしでこなしたという。「最初は苦痛で逃げ出したいと思うこともありました。でも、撮影に入ったら体が目覚めていく感じで集中できました。骨折こそしませんでしたが、両腕の腱鞘炎は持病になってしまってまだ残ってます」と満身創痍で撮影を乗り切ったことを明かした。

全体的に笑えるが、ホロリと来る場面もある、と柴咲

仲村トオルの発言に満面の笑顔

続いて爆笑エピソードを披露したのは岡村隆史。「僕が香港勢と"タマゴ"という言葉にハマってしまって、ふざけてずっと笑ってたら僕だけ柴咲さんに見つかってマジギレされました。『いい加減にしてください!』って(笑)」。柴咲の作品に対する真剣さと集中力には他のキャストも感心しきり。

"タマゴ"の語感が琴線に触れたばかりに、柴咲の逆鱗にも触れてしまった岡村

凜の師匠である岩井拳児を演じる江口洋介が「日本のアクション映画ではダントツです! 自信を持ってお見せできます」と太鼓判を押す『少林少女』は4月26日(土)、全国東宝系でロードショー。

『少林少女』ジャパンプレミア フォトコレクション

撮影:石井健