米Appleは3月27日 (現地時間)、iPhoneおよびiPod touch用のソフトウエア開発キット「iPhone SDK」べータ版 release 2の提供を開始した。

iPhone SDKは米国時間の3月6日に「iPhone 2.0」と共に発表され、同日よりベータ版の配布が始まった。同SDKにはiPhoneおよびiPod touch用アプリケーションの開発に必要なAPIおよびツール一式がパッケージされる予定だ。ベータ2リリースと同時に、これまで「近日中に配布開始」となっていたInterface Builderが提供開始となった。これにより、統合開発環境「Xcode」、ドラッグ&ドロップなどでユーザーインターフェイスを構築できる「Interface Builder」、パフォーマンス分析ツール「Instruments」、Mac上でiPhoneの動作環境をシミュレートする「iPhone Simulator」など、同SDKに含まれる予定の全てのツールが出そろった。