オートデスクは、AutoCAD 2009をベースにした建築設計用ソフトウェア「AutoCAD Architecture 2009」日本語版を本日より出荷すると発表した。

AutoCAD Architecture 2009

AutoCAD Architecture 2009では、壁、階段、スラブ、構造部材、屋根、マス要素などの使用頻度の高い設計ツールに関する作図上の問題の原因について具体的な情報を提示し、複数の解決策を提案する機能 「Solution Tips」 や、各図面のプレビューを同時に表示して、設計のサムネイルと図面のステータスを一目で確認することを可能にする「プロジェクトナビゲータ」機能を新たに搭載。「プロジェクト ナビゲータ」では、使用中の図面は"ファイルロック"通知が表示されるほか、チーム内の誰が図面を開いているかを知ることができる。

そのほか、「ツール チップ」の「ロールオーバー機能」、「マルチレベル サポート」、「状況に応じた動作/ヘルプ情報」や、注釈オブジェクトの表示やサイズの設定を一括で設定するための機能などが追加されている。 「ロールオーバー機能」では、カーソルをタブに近づけることで透過的な表示が解除され、ディスプレイが通常の状態に戻るなど、タブ内の作業が行いやすくなる。

価格は、スタンドアロン製品が税込み75万8,100円、年間契約のサブスクリプションが税込み10万3,950円となっている。

なお、製品には設計図や3Dモデルのレビュー、マークアップ 、改訂作業を行うためのツール「Autodesk Design Review 2009」 が含まれる。