ロックミュージシャンの"奇妙"な死 - 英タブロイド紙がトップ10を発表

 

音楽シーンに数々の伝説を残してきたロックミュージシャンたちの中には、その死に様もまたファンの間で伝説として語り継がれることがある――英タブロイド紙のMirrorは3月18日(現地時間)、センセーショナルな死を迎えた伝説のロックミュージシャンたちの「奇妙な死トップ10」を発表した。若くして志し半ばで事故死した者、不可思議なシチュエーションで死を迎えた者、死そのものがミステリーに包まれた者までさまざま。同紙が選んだランキングを紹介していこう。

1. クロード・フランソワ(Claude Francois)

ランキングのトップに位置したのはフレンチポップのスターでシンガーソングライターのクロード・フランソワだ。フランク・シナトラらが歌って有名となった「My Way」の原曲「Comme d'habitude」が彼の最もポピュラーな作品だろう。風呂場で謎の死を遂げたと言われているクロードだが、その原因は自身のアパートの浴室で、湯でいっぱいのバスタブから壊れた電球を交換しようとして感電死したものとみられている。

2. ランディ・ローズ(Randy Rhoads)

オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のギタリストであるランディ・ローズは、同バンドの巡業中の飛行機の墜落事故で25歳の若さで亡くなった。残りのメンバーがツアーバスで寝ているなか、小型飛行機に同乗してツアーバスとの並列飛行を楽しんでいた際のアクシデントだった。

3. キャス・エリオット(Cass Elliot)

1960年代に結成されたアメリカンロックバンドのママス&パパス(Mamas & Papas)の"ママ・キャス"ことキャス・エリオットは、ソロ活動中の1974年に滞在していたイギリスで32歳の若さで死んだとされている。だが一方でその死には噂がつきまとい、「食べていたサンドイッチを喉に詰まらせて死亡した」という噂がいまも語り継がれている。

4. ジョニー・エース(Johnny Ace)

伝説のR&Bシンガーとして知られるジョニー・エースの最期は、1954年のクリスマスに米テキサス州ヒューストンのコンサートホールでの出来事だった。自身のコンサートの休憩時間にバックステージでロシアン・ルーレットを行い、自らが引いた拳銃のトリガーで命を絶った。

5. テリー・キャス(Terry Kath)

ロックバンド "シカゴ(Chicago)"のオリジナルのギタリストであるテリー・キャスもまた、ジョニー・エースと同様のシチュエーションで1978年に亡くなっている。ふざけて遊んでいたなか、自身に向けた拳銃での事故死だった。そんな彼の最期のセリフは「Don't worry, it's not loaded.(心配するな、銃弾は装填されていない)」である。

6. レズリー・ハーヴェイ(Leslie Harvey)

ストーンズ・ザ・クロウズ(Stone the Crows)のギタリストであるレズリー・ハーヴェイは、1972年に開催されたライブ中のステージで感電死した。濡れた手でマイクロホンを握ったことが原因だった。1万人以上の聴衆がいる目前での死だったという。

7. キース・レルフ(Keith Relf)

英ロックバンドのヤードバーズ(Yardbirds)のキース・レルフの死は、同様の死を迎えたレズリー・ハーヴェイの事故から4年後の1976年のことだった。エレキギターの練習中での感電死だった。自身が抱えていた楽器がきちんと接地(アースのこと)されていなかったことが原因で、致命的な電気ショックを受けてしまったのだ。

8. ジェフ・ポーカロ(Jeff Porcaro)

トト(Toto)の伝説のドラマーとして知られるジェフ・ポーカロは、自宅の庭で撒いていた殺虫剤のアレルギー反応で心臓麻痺を起こし、1992年に亡くなった。

9. ソニー・ボノ(Sonny Bono)

ソニー&シェール(Sonny & Cher)の片割れであるソニー・ボノは、1998年にネバダ州でのスキー中に木に激突して死亡した。ソニー・ボノはアーティストとしてのキャリア以外に政治家としての活動も有名で、自身の住んでいた米カリフォルニア州パームスプリングスの市長に当選したほか、米上院議員選での落選後、1992年にカリフォルニア州の下院議員として選出されており、著作権期間を延長する法案の成立に尽力した。この法案はソニー・ボノの死後間もなく成立したため、その功績を称えて「ソニー・ボノ法」の名称で呼ばれている。

10. グラム・パーソンズ(Gram Parsons)

カントリーロックの元祖であるグラム・パーソンズは、米カリフォルニア州ヨシュアツリーのモーテルに滞在中に麻薬の過剰摂取で死亡した。26歳の若さだった。だがグラム・パーソンズに関して奇妙なのは死そのものではなく、その後の死体の行方である。親族が住む米ルイジアナ州での輸送に向けてロサンゼルス国際空港で待機していた彼の遺体が、突如空港から姿を消してしまった。犯人は彼のマネージャーのフィル・カウフマン(Phil Kaufman)とその友人で、生前のグラム・パーソンズとの約束を果たすため、借用した霊柩車に盗んだ死体を乗せ、ヨシュアツリー国立公園へと運び出した。米カリフォルニア州パームスプリングス近郊にある同公園は、生前グラム・パーソンズが愛していた土地で、盗難の目的はここで死体を火葬するためだった。数日後に2人は逮捕され、無断で棺桶を焼いた罪で700ドルの罰金と引き替えに釈放された。死体の盗難はカリフォルニア州では犯罪と見なされなかったようだ。火葬後の遺物は親戚の元へと送られ、その跡地にはグラム・パーソンズの記念碑が作られた。その後、記念碑が国立公園によって撤去されたため、現在は彼の最期の場所となったJoshua Tree Innの敷地に移されている。

……以上がMirror紙が紹介するロックミュージシャン"奇妙"な死のトップ10だ。つい先日には、元ABBAドラマーのオラ・ブランカート(Ola Brunkert)が階段からの転落事故で死亡し、アーティストの死の末席に収まっている。直接の死因は転落そのものではなく、階段途中のガラスで首を切ったことによるショック死だったようだ。

歴史に偉大な名を残したアーティストたち。その死が安らかであるように、心から冥福を祈りたい。

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