CSK Win テクノロジとセンドメールは、Sendmail用の電子メール誤送信防止モジュール「PlayBackMail」を開発し、パートナー各社を通じて4月より販売すると発表した。

PlayBackMailはゲートウェイとして動作し、既存のメールシステムに追加導入可能なソリューション。具体的には、次のような機能が利用できる。

送信保留機能 送信メールを「PlayBackMail」の隔離領域に一旦保留し、一定時間経過後に自動的に配信。自動配信前であれば自ら誤送信メールを削除することができる。
メール添付ファイル自動暗号化機能 送信メールの添付ファイルを自動的に暗号化ZIP ファイルに変換。復号パスワードは送信者にのみ通知されるので、誤った宛先に対してメールが届いても、受信者は添付ファイルを展開できない。
大量To:/Cc:ヘッダ削除機能 配送メール中に一定数以上の宛先アドレスが含まれていた場合に、To:ヘッダおよびCc:ヘッダを削除/加工。これにより、ヘッダからのアドレス情報漏えいを防止。

これらは、「Sendmail Mailstream Manager」のフィルタリングにより、細かな設定が可能ということだ。

PlayBackMailにはWindows版とLinux版があり以下のようなソフトウェアで構成される。価格は80万円(Sendmail ライセンスが必須)からとなっている。

Windows版

  • 「Sendmail Advanced Message Server 1.3J Windows」
  • 「Sendmail Mailstream Manager 2J Windows」
  • 「Sendmail Single Switch 3.1J Windows」
  • 「PlayBackMail モジュール」

Linux 版

  • 「Sendmail Mailcenter Quarantine 3J Linux」
  • 「Sendmail Mailstream Manager 2J Linux」
  • 「Sendmail Mailstream Switch/MTA 3J Linux」
  • 「PlayBackMail モジュール」