「天璋院篤姫展」開会式後、報道陣の取材に応える宮崎あおい

19日より江戸東京博物館(東京・両国)で開催される「天璋院篤姫展」の報道内覧会が18日、同博物館で行われ、女優の宮崎あおいと松坂慶子がゲストとして出席した。

「天璋院篤姫展」は、現在放送中の大河ドラマ『篤姫』(NHK総合 毎週日曜 20:00~)の主人公・篤姫のゆかりの品々や、大奥の華麗な調度品、歴史資料などが展示され、幕末のファーストレディーの波乱に満ちた生涯をたどっていく。(同展についての詳細レポートはこちら)

『篤姫』ではヒロインを熱演中で、この特別展を実際に見学したという宮崎は「展示をご覧いただければ、セットの部分まで目がいくようになって、さらに楽しめると思います」とPR。展示会場ではナレーションを務めている松坂(ドラマでは、篤姫付き老女・幾島を演じる)は「幾島の人柄が偲ばれて、大変参考になりました。ドラマの世界を五感で感じていただけると思います」と、感想を。劇中では、しつけに厳しい幾島に篤姫が反発するという間柄の宮崎と松坂だが「仲良くなっちゃだめ! って思いながら撮影に臨んでいます(笑)。初めのころの2人は対立していますが、だんだんと理解し合うようになっていくんです」と、宮崎がドラマの見どころも語った。

同展のポスターを眺める宮崎と松坂。「女の道は、前へ進むしかない、引返すのは恥でございます。」の文字が力強く訴えかけてくる

ドラマの撮影は、ちょうど折り返し地点に差し掛かっており「今は篤姫が大奥に入った時期を撮影してます。着物を着た50人の女性たちを従えて先頭を歩くのは気持ちがいいですね。女性に生まれてよかったと思います(笑)」と宮崎。「実在する人物を演じるので、天国にいる篤姫から『私はこんなんじゃなかった』と言われないように頑張りたい」と決意を新たにしていた。

「天璋院篤姫展」は2月19日から4月6日まで、江戸東京博物館にて開催される