米国証券取引委員会がWebベースの財務情報分析ツールを公開

    海上忍  [2008/02/18]

    米国証券取引委員会 (SEC) は米国時間の15日、Webベースの財務情報分析ツール「Financial Explorer」を公開した。現時点における対象企業は74社、同ツールのWebサイトで試すことができる。

    Webベースの財務情報分析ツール「Financial Explorer」

    Financial Explorerは、上場企業の財務情報を視覚化、分析や比較に役立てるためのツール。SECが導入を進めるデータフォーマット「eXtensible Business Reporting Language (XBRL)」に対応、売上高や当期利益など損益計算書に関する情報のほか、総資産や株主持分といった貸借対照表に関する情報を、表やグラフとしてWebページ上でインタラクティブに表示できる。

    SECに提出されているXBRLデータは、15日時点で74社 / 307件。コンピュータ企業では、Adobe Systemsと Microsoftのデータを確認できる。日系企業では、ニューヨーク証券取引所に上場している日立が含まれている。

    現時点では提供開始されていないが、Financial Explorerのプログラムはオープンソースソフトウェアとして公開される予定。SECでは、財務情報の収集 / 分析に役立つ「Interactive Financial Report」や、米国の大手500社の役員報酬データを比較できる「Executive Compensation」といった投資家向けツールを提供、Interactive Financial Reportについてはソースコードも公開されている。

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