Project Indianaは12日 (米国時間)、OpenSolarisカーネルを採用したOSディストリビューション「OpenSolaris Developer Preview 2」をリリースした。対象プラットフォームはIntel x86、単独ブート可能なLive-CD形式のディスクイメージは、同プロジェクトのWebサイト経由で提供される。

今回のリリースは、2007年11月に公開された開発者向けプレビューの第2版。カーネルにはSolaris Nevada build 79b (NevadaはSolaris 10の次リリースを指すコード名) を採用、システム標準のデフォルトシェルは拡張Kornシェル (ksh93) に変更された。JRE 1.6.0_03もデフォルトで収録されている。

デスクトップ環境にはGnome 2.20.2を採用、Firefox 2.0.0.11やThunderbird 2.0.0.9などのネットワーククライアントソフトのほか、GIMP 2.4.1といった最新のデスクトップアプリケーションも収録されている。ほかにも、Nvidia ck804 pro SATAドライバなどサードパーティー製品が同梱されるほか、ファイルリポジトリにはOpenOffice 2.3.1などpkgaddコマンドでインストールできる追加アプリケーションが、2000種以上用意されている。

最新OpenSolarisディストリビューション「OpenSolaris Developer Preview 2」