日本ヒューレット・パッカードは12日、認証/検疫ソリューション「HP Quarantine System Version 3.0」を発売した。

HP Quarantine Systemは、あらかじめ設定されたセキュリティポリシーに従い、クライアントPCがネットワークに接続される際に自動的に認証/隔離/検査/治療を行うクライアントPC向け認証/検疫ソリューション。DHCP認証モデルとゲートウェイモデルを採用し、既存のネットワーク環境を変更することなく導入できるのが特徴だ。

HP Quarantine System Version 3.0では、新検疫コントローラにより小規模拠点への制御ポイントの配置が容易となり、各拠点にサーバを導入する必要がなくなったほか、DHCP中継機能が追加され、DHCPタイプの検疫システムを導入する際に検疫用のDHCPサーバを新規に立ち上げる必要がなくなった。また、従来の日本語版に加え、英語版のユーザーインタフェースが追加された。このほか、サーバOSとしてRed Hat Enterprise Linuxだけでなく、SUSE Linux Enterpriseにも対応した。