JUNON恋愛小説大賞受賞作を映画化した『同級生』、『体育館ベイビー』の製作発表会見が6日、都内で行われ、主演の中村優一、高橋優太、久保翔らが出席した。

左から、高橋優太、中村優一、久保翔。この笑顔で"男性ファン"も虜に?

今回発表された2作品は、雑誌『JUNON』による恋愛小説大賞の第一回優秀賞を受賞した作品『同級生』と、同作家の書き下ろし小説『体育館ベイビー』を映画化したもの。病気を患う少女との純愛を描く『同級生』に対して、『体育館ベイビー』では、イケメン3人によるボーイズラブが展開される。両作品では、同一の主人公がそれぞれのストーリーを展開し、2作品を鑑賞すると謎が解ける仕組みになっているという。

主演は、『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)の仮面ライダーゼロノス役で人気を博した中村優一。『体育館ベイビー』で、中村と三角関係を演じることになるのは、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)の高橋優太 、2006年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでマイ・フェア・ボーイ賞を受賞した久保翔。監督は、『狼少女』の深川栄洋が務める。

熱烈なキスシーンも用意されているという同作に対し、「男の人とのキスもドキドキするんですかね、新境地です」と話す中村に、高橋は「(中村が)こんなにかっこいいので、相手は俺でいいのかと思った」と恐縮した様子。久保からは、「かっこいいし、頼れるお兄さんのよう」と慕われ、「みんなそんなこと言ってていいんですか!?」と中村がツッコミを入れる場面もあった。

「顔は女っぽいけれど、脱いだら男らしいんですよ」と話す中村

「キスシーンの前は、舌を洗っちゃうかも…」と、どこまでも謙虚な高橋

久保は「好きな人にはうまく気持ちを伝えられないタイプ」だという

好みの女性のタイプは、「自分がナヨナヨしているので、サバサバしているお母さんのような人(笑)」という中村の発言に、「熟女好き?」との質問がとび、3人とも苦笑い。ボーイズラブに挑戦するということもあり、好みのタイプの男性を問われた高橋は、「職人的な男の人が、ポリシーもあっていい」と丁寧にコメントしていた。

照れながらも3人揃って、ハートマーク

最後に、中村が「2つの作品、ひとつひとつの世界観を大切にしたい。全力を出し切り、キャスト同士の仲も深めて、がんばります!」と8日よりクランクインとなる両作品への意気込みを語った。

『同級生』、『体育館ベイビー』は5月10日より、シネマート新宿ほかにて全国公開予定。