性能大幅アップの「PostgreSQL 8.3」がリリース

 

PostgreSQLグローバル開発グループは4日 (米国時間)、オブジェクト指向リレーショナルデータベース管理システムの最新版「PostgreSQL 8.3」をリリースした。同プロジェクトのWebサイトでは、各種OSに対応するソースコードのほか、Windows、Red Hat Linux、Solaris用のバイナリパッケージが公開されている。

今回のリリースでは、Heap Only Tuples (HOT) を新たにサポート。テーブルやインデックスの肥大化が抑制され、大規模データベースにおける更新処理性能が大幅に向上、管理上のオーバーヘッドの3/4が取り除かれるという。同期スキャンにも対応、複数のセッションが同時に巨大テーブルを順スキャンするときの性能向上に貢献する。

システム全体のパフォーマンス低下を防ぐ目的で、「負荷分散チェックポイント」も追加。定期的にデータベースバッファとデータベースの同期を行う処理 (チェックポイント) は、大量のディスクアクセス発生により性能が低下するが、負荷分散チェックポイント機能により書き込みを分散させることにより、パフォーマンスを平均化することが可能になった。Just-in-Timeバックグラウンドライタも追加され、性能とレスポンスタイムが向上している。

SQL関連機能では、SQL:2003のXMLに対応したほか、MySQLからの移行が容易になるようENUM型も用意された。アドオンモジュール「tserach2」を標準装備、全文検索機能も強化されている。JIS X 0213 (JIS2004) 文字セットにも対応、Windows Vistaとの相互運用性が向上するほか、シフトJIS、EUC-JPに相当するエンコーディングも規定されるなど、実用性も考慮されている。

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