ソフトバンク、専用株取引ソフトを搭載した株ケータイ「920SH YK」を発表

ソフトバンクモバイルは28日、ソフトバンク3G携帯電話の新製品「920SH YK」(シャープ製)を発表した。SBIホールディングスと協業し、同社傘下のインターネット証券会社、イー・トレード証券での株取引が可能なアプリケーションソフトを搭載した。販売開始は3月下旬以降。

AQUOSケータイ「920SH」をベースにしており、横位置での画面表示が可能なサイクロイド機構の特徴を活かし、見やすい画面レイアウト、操作画面を実現した。また「Yahoo!ケータイ」にワンタッチでアクセスできる「Y!」ボタンの代わりに、待ち受け画面からワンクリックで株取引アプリケーションを起動できる「株取引ボタン」を搭載する。既存の携帯電話向け株取引アプリケーションとは異なり、PCサイトと同様の画面表示・操作が可能。

携帯電話・PC両方から登録銘柄の表示が可能で、保有・登録している株情報を5秒毎で自動更新する「ポートフォリオ」、リアルタイムに更新されるニュースを見ることができる「マーケット情報」、取引に必要な情報やチャートを閲覧できる「株式情報」などを備え、ポートフォリオや個別銘柄情報の閲覧から直接注文が可能。また、夜間取引にも対応する。

GSM方式に対応し国際ローミングも可能。3Gハイスピード、おサイフケータイ、Bluetoothなどに対応し、GPS以外はソフトバンク3Gのほとんどのサービスが利用できる。

通信方式	国内	W-CDMA方式
	海外	W-CDMA方式、GSM方式(900/1800/1900)
サイズ(幅×高さ×厚さ)		約50×110.6×18mm(折りたたみ時、突起部除く)
重さ		約123g
連続通話時間/待受時間	W-CDMA網	約240分/約330時間
	GSM網	約260分/約300時間
ワンセグ連続視聴時間		約4時間15分
ディスプレイ	メイン	約3.2インチ(400×854ドット)NewモバイルASV液晶(最大26万色)
カメラ	メイン	有効画素数約320万画素CMOS(オートフォーカス対応)
外部メモリ		microSDカード(最大2GB)
カラーバリエーション		メタルブラック