米Livescribeが現地時間の1月29日にスマートペン「Pulse」を正式発表する。カリフォルニア州で開催中のDEMOで動作デモを披露する予定だ。
Pulseは録音機能を備えたペンで、マイクロドットが印刷された専用紙に書いた文字やイラストに録音を関連づけられる。Pulseペンで手書きノートをタップすると、その時に録音した音声が再生される。ボイスメモ付きの手書きメモ、音声が録音された講義ノート、台詞が再生されるイラストやコミックなど、使いみちは様々。LivescribeはPulseを「リッチなI/Oを備えた多目的コンピュータであり、Java開発環境を通じて様々なアプリケションを開発できる」、「読む、書く、話す、聞く……という基本的なコミュニケーションモデルをサポートする新しいタイプのモバイルコンピュータだ」と説明している。
Pulse Smartpen本体は、Dot Positionning System(DPS)に対応する赤外線カメラ、メモリ、リチウムイオン充電池、ディスプレーモニター、マイクロホン/ スピーカー、オーディオジャックを備える。オーディオの記録/再生、手書きとの同期は「Paper Replay」というアプリケーションによって行われる。マイクロドットが印刷されたDot Paper Notebookという専用ノートにはPaper Replayを操作する仕組みが盛り込まれており、たとえば欄外に印刷されたコントロール用のイラストをタップするだけでPulse Smartpenでの録音、早送り/巻き戻し、スキップ、一時停止、ブックマークなどを操作できる。ほかにも表紙裏に印刷された計算機のイラストをタップするだけで計算が可能だ。
Pulseにはペン本体のほか、ヘッドセット、充電クレードル、手書きノートと録音をPCで管理するためのデスクトップソフトなどが同梱される。Livescribeは「Livescribe Online Community」という、ノート/音声をインターネット上で公開・共有できるサービスも用意しており、登録ユーザーに250MBのオンラインストレージを提供する。
出荷予定は今年3月。1GBモデルと2GBモデルがあり、価格はそれぞれ149ドルと199ドルとなっている。
Pulseをサポートするサードパーティのソフトやアクセサリ、サービスの開発も進んでいる模様だ。Living Paperは手書き文字をテキストに変換するサービスのほか、Elephant Calendarという紙ベースのカレンダー/オーガナイザーをPulseに対応させる。J-PEAという会社はPulse対応の聖書を計画している。Pulse Smartpenでページをタップすると、詩、単語の発音や意味などがオーディオで再生されるそうだ。またVision Objectsが手書き認識ソフト、Stiletto Venturesがゲームを開発している。
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