KGSolutionsは、Adobe InDesign用スタイル設定プラグイン「Smart Styles」及びInDesignベースのグループ編集制作ワークフローソリューション「Smart Connection Enterprise」のInDesign CS3対応版を2月1日より出荷開始すると発表した。同社は今後「Smart」シリーズInDesign CS2対応版、CS3対応版の両製品を販売していく予定。現行のCS2対応版は、すべて新製品のCS3対応版の価格に統一される。

「Smart Styles CS3」のライブラリ画面

InDesignドキュメント内の表を表計算ソフトのように扱うことも可能

InDesign CS3対応となった「Smart Styles CS3」は、InDesign上のテキストや表に対して、登録しておいたスタイル設定をドラッグ&ドロップで適用できるプラグイン。InDesign CS3で追加された各種透明効果への対応ほか、オブジェクトの形状やサイズなどをスタイルとして扱う機能、表を動的なスプレッドシートに変換し、セルに数式を追加して計算を実行したりデータのソートを行うなどの新機能が追加された。価格はパッケージ版が3万2,800円、同社直販サイトからのWebダウンロード版が2万9,800円。CS2版からのアップデートの場合はパッケージ版が1万4,800円、同社直販サイトからのWebダウンロード版が1万2,800円。

「Smart Connection Enterprise CS3」は、Webブラウザでサーバーにアクセスし、ユーザーやアクセス権などを管理できる

ドキュメントのプレビューをWebブラウザ上でチェックすることも可能だ

Smart Connection EnterpriseのInDesign CS3対応版は「Smart Connection Enterprise CS3」となる。データベースとWebサーバーを利用し、InDesign、InCopyのファイルをシームレスに送受信でき、社内、社外の制作担当者が共同でサーバー上のドキュメント制作を効率的に行えるという。Webブラウザ上での制作ページプレビュー、ファイルアクセス権の動的な設定、ワークフローに沿った進行管理なども可能だ。価格はオープンプライス。

また、InDesign CS2、CS3に対応したSmart Connection Enterpriseを月額料金で利用できるASPサービスも新たにスタートする。サーバーシステム構築やメンテナンスを気にすることなく、クライアントアプリケーションをユーザーのPCにインストールするだけでサーバーにアクセスし作業を開始できるという。人数やワークフローに合わせて様々なプランが用意される。