IBMはOS/2をオープンソース化しない - ユーザコミュニティからの呼び掛けに対する回答が、OS/2とeComStation (eCS) 関連のWebサイト「OS2 World」に転載された。

「IBM's response to the 2nd petition letter」と題された記事によれば、同サイトを主催するKim Haverblad氏は、OS/2オープンソース化の要望書をIBMに送付。すると、IBMのEnterprise Platform Software担当副社長のYvonne M. Perkins氏から、「幾度となく検討したが、技術的および法的な理由によりOS/2をオープンソース化しないことを決定した」という主旨の返信が、Haverblad氏に届いたというもの。

IBMによるOS/2のサポートは、2006年末にすべて完了している。返信には、IBMにはOS/2の機能拡張を実施する計画がないこと、顧客に対しては他のソリューションへの移行を呼び掛けてきたことも記されている。