仏Mandrivaとターボリナックスは16日、Linuxディストリビューションの共同開発プロジェクト「Manbo-Labs (マンボラボ)」を発表した。両社の製品に搭載する基本システムを共有することで、開発負担の削減と製品の品質向上を図る。

Manbo-Labsは、Mandrivaとターボリナックスの戦略的パートナーシップに基づき、共同でLinux基本システムの開発を進めるプロジェクト。Linuxディストリビューションのコアとなる基本システムの開発リソースとテクノロジーを共有することで、それぞれの製品開発に要する負担を軽減、その結果生じたリソースをハードウェアの互換性向上やISV / IHVとの連携強化に充てるというもの。2008年のリリースを予定している「Mandriva Linux 2008 Spring」、およびターボリナックスのデスクトップ製品は、この基本システムをベースに開発が進められる。

両社は2007年10月にManbo-Labsプロジェクトにおける協業を締結、2008年4月のリリースが予定されているLinux基本システムの開発を進行中。すでにLinuxカーネルやライブラリ (glibc)、コンパイラ (gcc)、パッケージ管理システム (rpm) など開発ツールの基本要素となる部分を、プロジェクトの成果として公開している。プロジェクトの成果である基本システムはGPLで公開され、他のRPM系ディストリビューションでも採用することが可能。