PCLinuxOS、KDE 4の登場で躍進するか

    後藤大地  [2008/01/16]

    2008年1月に入ってからPCLinuxOS Magazineの最新版となるPCLinuxOS Magazine January 2008が公開されている。PCLinuxOS Magazineは定期的に公開されているため、興味があるLinuxユーザはアナウンスメーリングリストに登録しておくといいだろう。PCLinuxOS関連の情報を定期的にチェックできる。

    PCLinuxOS Magazine January 2008より抜粋

    PCLinuxOSはLinuxとKDEをベースにして構築されたディストリビューション。日本ではまだほとんど話題にあがっていないディストリビューションだが、ここのところDistroWatchでずっと人気を保ちつづけている気になる存在だ。2007 Desktop Linux Survey results revealedの調査結果によれば、人気のあるLinuxディストリビューションはUbuntu (Ubuntu、Kubuntu、Xubuntu、Edubuntu)がトップ、次いでSUSE (openSUSE、SUSE Linux Enterprise Desktop)となっている。同調査ではPCLinuxOSのシェアは2%でしかない。しかしながらPCLinucOSはDesktopLinuxで人気を保ち続けており、注目度もじわじわ伸びているようだ。

    UbuntuもSUSEも基本となる統合デスクトップ環境にはGnomeを採用している。もちろんKDE版も用意されているが、今のところ基本にはGnomeを採用しているように見える。これはKDE 4のリリースが遅れている間にGnomeが定期的なアップデートを実施してきたことにも原因がある。しかしPCLinuxOSで採用しているのはKDEだ。KDE使いにとってPCLinuxOSの方が居心地がいいというのはあるだろう。

    11日(米国時間)には待望のKDE 4.0がリリースされるなど、KDEも再び注目を集めている。その点においてPCLinuxOSも今後さらに注目される可能性がある。PCLinuxOSの存在をこれまで知らなかったLinuxユーザはこれを機に調べてみるといいだろう。

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