Appleは15日 (米国時間)、大容量ハードディスク内蔵の有線 / 無線LAN対応ストレージ「Time Capsule」を発表した。日本のApple Store (オンライン) での価格は、500GBモデルが35,800円、1TBモデルが59,800円。販売開始は2月が予定されている。

Time Capsuleは、IEEE 802.11nドラフト2.0仕様準拠の無線LANと、3基のギガビットEthernetポートを備えたネットワーク接続ストレージ (NAS)。500GBまたは1TB (テラバイト) の大容量HDDを内蔵した有線 / 無線LAN対応のNASとしての機能のほか、11n対応の無線LANベースステーションとして、1基のギガビットWANポートを利用したルータとしても機能する。背面のUSB 2.0ポートに接続したプリンタやHDDの共有など、従来製品「AirMac Extreme Base Station」の機能も引き継いでいる。

Mac OS X 10.5 (Leopard) に搭載された自動バックアップ機能「Time Machine」にも対応。Leopardが稼働するMac上のすべての情報を、ワイヤレスで自動バックアップできる。複数のMac共有のバックアップデバイスとしても活用可能。なお、Time Machineバックアップに必要なシステムは、Mac OS X Leopard v10.5.2を搭載したMac (1月16日現在、Mac OS X Leopardの最新版はv10.5.1) とされている。

内蔵HDDは500GBと1TBの2種類、価格は35,800円と59,800円

11n対応無線LANのほかギガビットEthernetポート3基も備える