ソニーは2008年3月より、市販向け電池及び充電池・充電器(リチウムイオン電池などの一部電池を除く)の売り上げの一部を「そらべあ基金」に寄付し、同基金により幼稚園・保育園への太陽光発電施設の設置を支援する。対象商品はホッキョクグマの兄弟キャラクター「そらべあ」とともに、「一緒に育てよう グリーン電力」というメッセージが記されたパッケージのものが中心となる(一部例外を除く)。

パッケージデザインの一例

「そらべあ基金」は特定非営利活動法人ソーラーシティ・ジャパンが運営しており、国内外での再生可能エネルギー施設の設置・子ども向けの環境事業を支援する基金。キャラクター「そらべあ」は、絶滅危惧種指定のホッキョクグマをモチーフに作成され、環境問題を訴えるシンボルマークとして企業やNGOの環境イベント・キャンペーン等で取り入れられている。

今回のコラボレーション企画について同社は「社会貢献活動の一環として、販売点数・販売網がもっとも多い電池の売り上げの一部を寄付し、太陽光発電の設置活動を支援することで、教育事業や再生可能エネルギーの創出・普及の一助になればと考えています。少なくとも同キャンペーンは2~3年続けます」としている。このほか、ソニーでは社会貢献事業として「ソニーポイント募金」を実施している。