20日(米国時間)、Springframework.orgにおいてSpring .NETの最新版となる「Spring .NET 1.1」が発表された。Spring.NETはエンタープライズクラスの.NETアプリケーションを開発するための包括的なインフラストラクチャ。Java版のSpring Frameworkを.NET向けに移植したものとなっている。

Spring.NET 1.1は1年以上の開発期間を経てリリースされた最新版。IoCコンテナ、アスペクト指向プログラミングフレームワーク、アスペクトライブラリ、ASP.NETフレームワーク、ASP.NET AJAXインテグレーション、ADO.NETフレームワーク、宣言型トランザクション管理、宣言型ミドルウェアサービス、NHibernateインテグレーション、NUnitインテグレーションテストといった機能が実現されている。

Spring Frameworkと同じ開発手法を.NETプラットフォームにおいても導入したいと考えている場合、Spring .NET 1.1を検討してみるといいだろう。