ドリーム・アーツは21日、経営課題を本質的に理解し、変革をリードする人材の開発と育成を目的として、同社全社員を対象とした企業内大学「DreamArts University」を2008年1月より開校する。

DreamArts Universityは、同社の社是である「自律・協創・創新」のもと、既成概念にとらわれない豊かな感性と国際性を育むことを理念とする。同校の講座第一弾として、ベストセラービジネス書籍「見える化」著者で、ローランド・ベルガー会長兼早稲田大学ビジネススクール教授・遠藤功氏の監修によるビジネスカレッジを開講する。同講座は、MBAの必須科目をカリキュラムとして配置し、短期間のうちに経営スキルの基礎を鍛え上げるプログラムだ。また、学術的な講義ではなく、経営戦略と連動したより実践的な内容を体系的に身につける機会を設けることで、新たな価値を自ら創造できる人材の開発・育成に取り組む。

ビジネスカレッジ講義日程は2008年1月から8月まで。講義内容は、1月が競争戦略、2月がアカウンティング、3月がマーケティング、4月がロジカルシンキング、5月が現場力、6月が自主課題研究、7月が合宿研修(課題討議、海外視察)、8月が課題研究発表会となっている。

同社代表取締役社長・山本孝昭氏は、「当社は、さらなる飛躍を遂げるため、企業成長の源泉となる人材の開発・育成に重点的に取り組んでいます。現場を知り、経営の第一線で活躍する人材を育てるためには、経営に関する多様なテーマの体系的知識と戦略的思考方法を教育するプログラムが必須です。今般、『DreamArts University』の第一弾の講座として、早稲田大学ビジネススクール 遠藤功教授の協力により、非常に実践的なビジネスカレッジが実現しました。本プログラムを通じて自らがイノベーションエンジンとなり、変革リーダーとなる人材が数多く輩出されることを期待しています」とコメントしている。