米Harris Interactiveは、米インターネットユーザーの動画視聴動向を調査した最新レポートの発表を行った。

同レポートは、米国内でインターネットを利用する18歳以上の男女2,455名を対象に、同社が先月実施したオンライン調査に基づく。調査結果によれば、オンラインで動画を見たことがあるとの回答者は、昨年よりもアップして8割を突破。利用サイトの断トツトップはYouTubeで、インターネットユーザー全体の65%、18~24歳の年齢層では85%がYouTubeを利用し、いずれも昨年の調査から大幅に増加したとされる。

YouTubeの利用頻度も伸びているが、オンラインで見たい種類の動画はテレビドラマや映画に人気が集まる一方、アマチュアユーザーの投稿動画を挙げた人は1割に満たないほか、スポーツ中継やニュース番組への関心も低かった。違法コンテンツ削除などの影響を受け、YouTubeで見たい動画が減ったとの回答も少なからず目立った。