帝国ホテルは21日より、年内限定の宿泊プラン「TOKYO FANTASIA 2007 満喫ステイ」を提供開始する。同プランは、帝国ホテルの目の前に位置する日比谷公園で行われる都市緑化の重要性と公園の魅力、環境の大切さを伝えるイルミネーションイベント「TOKYO FANTASIA(トウキョウ・ファンタジア) 2007」と連動したものとなる。提供期間は30日まで。

同プランでは、「TOKYO FANTASIA 2007」で特別に設置される高さ42mのイルミネーションツリーが眺望できる客室を用意する。ツリーは一般建築物14階に相当する高さで日比谷公園の大噴水を布で囲ったもの。布の内外からイルミネーションを取り付けて照らすとのことで、通常のイルミネーションツリーとはひとあじ違った幻想的な趣が楽しめそうだ。また、5,000平方メートルの花壇では「土」「水」「火」「風」の精霊を表現した光のアートも展開される。

そのほか同プランでは「TOKYO FANTASIA 2007」中公園内で使えるドリンク・お食事券1名につき1,000円分がプレゼントされる。イベントの飲食や物販などで得られる収益の一部は、緑化活動や公園活性化の取り組みにあてられるという。

料金は、100平方メートルもの広さを誇る本館インペリアルフロア スイートが20万円、本館リニューアルフロア スーペリアが4万6,000円、タワー館スタンダード(25階以上)が2万8,500円となる。チェックアウトは12時とゆったり。インペリアルフロア スイート利用者には、シャンパンと小菓子のルームサービスがあり、21日~25日は客室にもクリスマスツリーが飾られる(いずれも1室2名利用時の1室料金) 。

本館リニューアルフロア スーペリア

ツリーと「土」「水」「火」「風」のアート

同ホテル広報担当者によると、「クリスマスシーズンのメインにあたる22日、23日の週末以外はまだお部屋に余裕があり、当社のウェブサイトからご予約いただけます」とのことだ。