アッカ・ネットワークスは20日、同社が運営するユーザー参加型動画投稿サイト「zoome(ズーミー)」において、高画質を実現する「H.264/HE-AAC」フォーマットによる動画配信を開始したと発表した。

zoomeはこれまで、Flash独自のビデオフォーマットである「FLV(Flash Video)」ファイルで動画の配信を行っていたが、より高圧縮率・高画質なH.264/HE-AACフォーマットでの配信も開始する。

ユーザーが従来通り投稿した動画は、zoomeのサーバ上でH.264/HE-AACフォーマットにエンコードして配信される。ユーザー自ら同フォーマットで作成した動画を投稿することも可能だ(1ファイルにつき200MB以内)。

H.264/HE-AACフォーマットの動画を視聴する場合は、最新のFlash Player9にアップデートする必要がある。Flash Player9がインストールされていない場合は、自動検知により、従来の画質のまま配信されることになる。Flash Player9にアップデートしていれば、ユーザーは自らの環境に応じ、プレーヤー上の右クリックメニューにより、H.264/HE-AACとFLVを選択することができる。

リニューアルされたプレーヤーのイメージ

「leaves機能」のイメージ

また、アッカ・ネットワークスは今回、zoomeのプレーヤーのデザインを大幅に改修すると同時に、投稿した動画をアルバムのジャケットのようにリスト表示できる「leaves機能」も追加した。