Googleは17日(米国時間)、Sitemap Protocolを拡張しビデオデータも検索インデックスに登録できるようにしたと発表した。Googleは検索対象を登録する方法としてSitemapsを提供している。2006年11月21日(米国時間)にはGoogle Newsに表示させるニュースを指定する方法にSitemapsを追加、2008年11月27日(米国時間)には複数のニュースサイトを登録可能にするなど、Sitemapsを使った情報登録機能を拡張してきた。

今回、Google VideoチームがSitemapsの作業に参加。Google Video Searchにおけるビデオ検索を支援する目的でSitemapsの拡張を実施した。Sitemaps作成者は自身のサイトに設置されているビデオデータのメタデータをSitemapsを使ってGoogleに提出できるようになった。これで今まで以上にGoogle Video Searchからの検索にヒットさせやすくなる。

Sitemapsに指定できるデータは動画データのURL、サムネール画像のURL、動画データのタイトル、動画データの説明、プレーヤのURL、動画の設置期間、子供も閲覧可能か否かの指定など。サポートしている動画ファイル形式/拡張子は.mpg、.mpeg、.mp4、.mov、.wmv、.asf、.avi、.ra、.ram、.rm、.flvで、それぞれHTTPを経由してアクセスできる必要がある。

作成したSitemaps XMLデータはGoogle Webmaster Tools経由で提出できる。Google Webmaster Toolsにサインインしてから自分のサイトを登録し、XMLデータがおいてあるURLを指定すればいい。指定する際には「Video Sitemap」を選択しておく必要がある。登録したあとは定期的にチェックがおこなわれるので、動画データに変更がでた場合にはXMLデータを編集して同じURLにファイルを配置しておけばいい。