京商が販売するホビー向け2足歩行ロボット「MANOI」による競技大会「第2回 KYOSHO アスレチクスヒューマノイドカップ」が今週末の8日(土)~9日(日)に開催される。昨年12月に表参道ヒルズで行われた第1回大会に続くもので、今回は会場を秋葉原UDXに移転。MANOIによる5m走が行われるほか、サッカー大会「KONDO CUP」も同時開催される。観戦は無料。

第1回大会の様子

MANOIによる5m走

MANOIは17自由度を持つ本格的なヒューマノイドロボットで、表現力に優れる「PF01」と運動性能を強化した「AT01」の2つのシリーズがある。アスレチクスヒューマノイドカップに参加できるのはこの2種類で、規定の範囲内での改造は認められている。競技も2分間のフリーデモによる「パフォーマンス」種目と5m走の「アスリート」種目が用意されているが、それぞれどちらの機体でも参加は可能だ。

アスリート種目は人間の100m走を意識した競技である。現在は5mの長さで行われているが、MANOIは人間の1/5サイズなので、同じ比率で縮小した20mが将来の目標だという。ちなみに最高記録は、第1回大会では15秒58だったが、以降、各地で公式記録会が開催されており、現時点では9秒01という記録まで出ている。

MANOIによる競技のほか、8日にはロボットサッカー大会「KONDO CUP」のオープンクラスも開催される。また会場ではカスタムペイントされたMANOIのオークション、限定品の販売などが行われるほか、MANOIの体験操縦や新製品「ロボホッパー」の体験フライトコーナーなども用意されるとのこと。

各日の主な内容は以下の通り。

8日(土)

・アスリート種目 プレス対抗エキシビションレース
・KYOSHO城間氏とKONDO柴田氏による異種アスリート競技対決
・KONDO CUP オープンクラス

9日(日)

・アスレチクスヒューマノイドカップ本戦
・KONDO CUP 体験参加