松竹は30日、松竹歌舞伎検定の実施日を公表した。同検定の試験日は2008年5月18日で、申し込み受付は2008年2月1日より実施する。なお、申し込み方法は確定次第、歌舞伎公式ウェブサイト「歌舞伎美人(かぶきびと)」にて発表するとしている。

歌舞伎検定では、歌舞伎に関する正しい知識を習得してもらうことを目的に、知識を客観的に測定。出題内容としては、歌舞伎の歴史から始まり歌舞伎名優、代表的な演目、大道具・小道具、音楽などと幅広く、歌舞伎観劇に役立つ内容となっている。同社は「団塊の世代が定年退職を迎える中、演劇観劇をしたいという団塊世代は15.3%に上ります(2006年『レジャー白書』より)。歌舞伎検定の受検を通じて歌舞伎の知識を深めていただくことで、歌舞伎観劇をより充実したものにしていただければ」としている。

また、検定実施に合わせ「松竹歌舞伎検定公式テキスト」が2008年2月、マガジンハウスより発売される予定だ。

検定の詳細は以下の通り。
問題数 80問
試験時間 60分
試験会場 東京・名古屋・大阪
受験資格 特になし。
実施級 4級
検定料 5,500円