エヌジーシー ディ・ストーム ディビジョンは29日、Flashアニメを作成できる3Dグラフィックツールの最新バージョン「Swift 3D v5」を12月末に発売すると発表した。同製品はモデリング、ライティング、アニメーション作成などが可能なグラフィックツールで、SWF形式のファイル入出力が可能となっており、Flash単体では難しい立体的なアニメーションの作成が可能となっている。

今回のバージョンでは、3Dオブジェクトのモーフィングが可能となったほか、レンダリング後のベクトルデータを最適化しより軽いSWFファイルを出力する機能などが搭載された。

入力可能なファイルフォーマットはSWF、EPS、AI、AutoCAD DXF、AutoDesk 3DS。出力可能なファイルフォーマットはSWFのほか、Swift 3D Flash Importer、EPS、AI、SVG、TGA、Windowsビットマップ、JPEG、PNG、TIFFとなっている。

対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X v10.3以上で、価格はWindows、Macのパッケージ版がそれぞれ税別で3万5,000円、ダウンロード版が3万3,000円。アップグレード価格はv4.5からは1万円、v4、v3からは1万8,800円(それぞれ税別)となっている。