OKIデータは26日、中国におけるカラーページプリンタの販売について、北京北大方正集団公司の関連会社である北京方正世紀信息系統有限公司と提携することを発表した。

提携先の方正世紀は、北京の本社を中心に全国19の分公司と、主要7都市に物流拠点を持ち、1,000社以上の販売店網かかえるなど、中国IT市場において大きな販売力を誇る。またプリントショップや写真DPEショップ、デジタル印刷業界向けのハード・ソフト販売にも多くの実績があり、さらなる販売拡大のために中上位クラスのカラーページプリンタ市場への参入を計画していた。OKIデータでは、この提携によって中国市場におけるカラーLEDプリンタ販売を加速するとともに、共同でエンドユーザ・マーケティングを行い、各種業界向けのプリンティングソリューションも共同開発する計画だ。

中国のカラーページプリンタ市場は、各種業界用、企業用の需要が急拡大しており、2008年には20万台を超える需要があるといわれている。また2003年から販売しているカラーLEDプリンタが、商業印刷やプリントショップ業界で高い評価を得ていることから、LEDの強みを活かした中上位クラスのカラーLEDプリンタの拡販をはかり、2008年度には2万台の販売を計画している。