ポルシェAGは、12月初旬に開催されるボローニャモーターショーにおいて、ミッドシップ オープンスポーツ「ボクスターS」の限定モデル「ボクスター RS60 スパイダー」を発表し、市場に導入すると発表した。同モデルは世界中で1960台の限定発売となり、日本へは37台導入される。価格は5速ティプトロニックSが914万円、6速マニュアルが872万円。

ポルシェ ボクスター RS60 スパイダー(後方はタイプ718 RS60 スパイダー)

「ボクスターRS 60 スパイダー」は、1960年代に活躍したポルシェのレーシングモデル「タイプ718 RS 60 スパイダー」のボディカラー、デザインなどを反映した限定モデル。元々ボクスターそのものが同モデルをモチーフにしていた。

GTシルバーメタリックのボディと、カレラレッドのナチュラルレザーインテリアが特長だが、ダークグレー・ナチュラルレザーインテリアとブラックソフトトップの組み合わせも選択できる。外装ではブラック塗装のフロントガラスフレーム、レッドカラーのテールライトユニットなどを採用している。また、サイドドアガーニッシュには"RS 60 Spyder"のモデル名が刻まれ、グローブボックス上にはシリアルナンバー入りプレートがあしらわれる。

エグゾーストシステムの改良により最高出力は303psにアップ(従来モデルは295Ps)。ポルシェスポーツデザインの19インチホイールを装備している。また、日本仕様ではバイキセノンヘッドライトシステムとシートヒーター、フルオートエアコンディショナーが標準で装備されている。また、日本仕様では細部が変更になる可能性もある。

フロントビュー

リヤビュー

インテリア

サイドドアガーニッシュ