ネットワーク対応のOSSライセンス「GNU Affero GPLv3」が公開

    海上忍  [2007/11/20]

    The Free Software Foundation (FSF)は米国時間の19日、オープンソースソフトウェアライセンス「GNU Affero General Public License version 3 (GNU AGPLv3)」を発行した。ライセンス全文は、FSFのWebサイトで公開されている。

    GNU AGPLは、Webアプリケーションなどネットワーク越しに実行されるプログラムが対象。個人の寄付の仲介などフリーソフトウェア開発プロジェクトの支援を業務とする米Affero社がGPLv2をベースに策定、FSFの承認を得て2002年に公開された(AGPLv1)。その後GNU GPLv3の改訂に伴いアップデートの必要性が生じたため、FSFボードメンバーを中心に改訂作業が進められていたもの。従来はFSFの正式なライセンスではなかったが、今回のAGPLv3から発行元はFSFに変更されている。

    AGPLv3は、第13条を除きGPLv3と内容はほぼ同じ。第13条では、いわゆるWebアプリなどネットワーク経由で実行されるアプリケーションを対象に、そのソースコードをネットワークサーバから無償コピーできる権利を義務づけることで、GPLソフトウェアに加えた変更が広まらなくなる可能性を排除している。

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