インターネットTVサービスを提供するオランダJoostは15日(現地時間)、米Coca-Cola欧州事業部がJoost向けに広告ウィジェット「Coke Bubbles」(ベータ版)をリリースしたことを発表した。Joost初の広告ウィジェットだという。

Coke Bubblesは、Coca-Cola欧州が開発したJoost向けウィジェットで、専用サイトよりインストールできる。これを利用して、Joostで閲覧できる番組の特定のシーンについてコメントを入れたり、電子メールで知らせるなどして友人と共有できる。知らせを受けた友人がその番組を観る際、コメントをつけたシーンになると半透明の吹き出しでコメントが表示されるという。

Coca-Cola欧州事業部とJoostは今後、Joost向けのウィジェット開発・ローンチを奨励するイニシアティブも展開する。

Joostは、インターネットとPtoP技術を利用した動画配信サービス。VoIPのSkypeを立ち上げたNiklas Zennstrom氏とJanus Friis氏が今年初めに発表し、5月より正式にサービスを開始した。