米Spanning Syncは13日、Mac OS X用カレンダー同期ソフト「Spanning Sync 1.1.3」をリリースした。動作環境はMac OS X 10.4.8以降、価格はサブスクリプション契約時が1ライセンスあたり25米ドル/年、無期限契約時が65米ドル。ライセンス購入前には15日間の試用も可能。

今回のリリースでは、日本語環境で動作時にクラッシュする問題を修正。10月27日リリースのv1.1で実現されたLeopardのサポートも強化、アドレスブックの誕生日欄やCalDAVカレンダー、参加中の共有カレンダーとの同期も可能になった。

Spanning Syncは、Mac OS Xに付属のスケジュール管理ソフト「iCal」と、Googleが提供するWebアプリケーションサービス「Google Calendar」を双方向で同期させるソフト。iCalとGoogle Calendarは直接通信せず、一度データを自社サーバにアップロードする方法で同期処理を実現している。複数のMacintosh間でスケジュールを同期させる場合、従来はAppleが提供する.Macサービスを利用する必要があったが、Spanning Syncを利用してGoogle Calendarを中心に管理を行えば、iCalやiPodなど異なるカレンダーを自動的に同期することが可能になる。

Google CalendarとiCalを同期する「Spanning Sync」