マイクロソフトは1日、Windows Media Playerを利用したエンターテイメントサイト「WindowsMedia.com」上で提供される広告の販売を開始した。

2000年に開設されたWindowsMedia.comは、音楽、映画、タレント情報、海外ラジオチューナーなどのエンタテインメントコンテンツをWMA/WMV形式で無料配信し、国内で毎月344万ユーザー、965万ページビューのアクセスを持つ。そのうち、男性ユーザーが75%、30 - 50代の男性ユーザーが62%という構成だ。また、Windows Vistaに搭載されているWindows Media Player 11上でもWindowsMedia.comのサービスが展開され、音楽ダウンロードサービスの提供と共にデジタルエンターテイメント環境の拡充を目指してさらなるサービス強化を図るとしている。

同社では、従来から展開してきた国内3,500万ユーザーを誇るMSN、Windows Liveに加え、オフィスアワーのビジネスユーザーへのリーチが可能なMicrosoft Office Online上で提供される広告の販売を行っている。今回のWindowsMedia.comの追加により、30代から50代男性をターゲットとした効率的な広告展開が可能となったとして強くアピールしている。