御社のIT環境は"健康"ですか? - IBMが提供する処方箋"SOAヘルスチェック"

    渡邉利和  [2007/10/30]

    IBMは29日(現地時間)、ユーザー企業がSOA(Service Oriented Architecutre)に基づく健全なIT環境を構築するための支援策として、新たなソフトウェアおよびサービスを提供すると発表した。

    「IBM SOA Healthcheck(IBM SOAヘルスチェック: 健康診断)」と総称されるサービスとソフトウェアで、SOA化されていないソフトウェアやプロプラエタリなベンダの製品との組み合わせでSOA環境を構築した場合、起こりうるパフォーマンス問題などに対処することが可能だという。「ヘルスチェック」では、SOA戦略を成功に導くために重要な6つの領域がカバーされる。具体的には、「アプリケーションの再利用」「ガバナンス」「セキュリティ」「ミドルウェア」「ワークロード」「サービスマネジメント」だ。

    また、ヘルスチェックサービスには専門的な診断や、ユーザー企業が"不健全な領域"を特定するための支援、ユーザー企業が正しい道に戻るための適切な「治療法の推奨」などが含まれる。さらに、「IBM SOA Applications and Services Health check Workshop」および「Infrastructure Healthcheck Workshop for SOA」の2つの新しいワークショップの提供も開始される。

    ヘルスチェックが終了して問題領域が特定された後は、ユーザー企業が初期段階から健全な環境を維持できるよう、同社が持つさまざまなツールやサービスを組み合わせて支援していく。一例として、「アイデンティティ認識型ESBソリューション」の実現では、WebSphere ESBソリューションとTivoliのセキュリティやアイデンティティソリューションの組み合わせなどをツールとして使い、IBM SOA Professional Services for SOA securityによって管理され、保護されたアクセスと柔軟なSOA環境を両立し、シングルサインオンを実現していくことになる。

    SOAプロジェクトを健全かつ成功裏に実装するためには、ビジネスとITの両方に関するスキルが重要だという。同社が最近顧客企業を対象に調査した結果でも、対象企業の半数以上が、「ビジネスとITの両方のスキルの適切に備えているかどうかが、SOAプロジェクトを思念するベンダーを選択する際の重要な評価ポイントとなる」という回答したという。同社は全世界で5,700社以上のSOAプロジェクトに携わり、ユーザー企業のSOAプロジェクトを健全化するノウハウを蓄積したとしている。

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