東芝は、ポータブルDVDプレーヤー「ポータロウ」シリーズの新モデル「SD-P120DT」を発表した。発売は、12月中旬で価格はオープン。推定市場価格は7万円前後。

ポータブルプレーヤーとしては最大級の12V型ディスプレー搭載で、DVDだけでなく地デジも十分に楽しめる「SD-P120DT」

SD-P120DTは、地上デジタル放送の12セグチューナーを内蔵したポータブルDVDプレーヤー。画面サイズも、ポータブルDVDプレーヤーとしては異例の12V型(IPS方式)。画素数は800×480のWVGAで、DVDビデオの映像を間引くことなく表示させることが可能だ。

右側面にスロットインタイプのDVDドライブを装備するほか、SDメモリカード/MMC/メモリースティック/xDピクチャーカードに対応したカードスロットも装備している。DVDドライブでは、DVD Video、DVD-R/RW(VRモード/Videoモード、CPRM対応)、音楽CDなどの再生に対応するほか、DVDドライブ/カードスロットでは、MP3/WMA/JPEG/DivX形式のファイルの再生が可能だ。

大画面+ワンセグという組み合わせだと、どうしても、DVD視聴時とテレビ視聴時との画質の差が気になるが、12セグチューナーを内蔵したSD-P120DTなら、そのような心配はない。

電源はACアダプターか、専用リチウムイオンバッテリーパックが使用可能で、リチウムイオンバッテリーパックを使用した場合、最大で約3時間の連続視聴が可能となる。

アナログの入出力端子、光デジタル音声出力端子のほかにHDMI入力端子も装備するなど、デジタルビデオカメラの屋外でのモニターとしても使えるうえ、価格的にも手頃なため、セカンドテレビとしても面白そうだ。

サイズは、342(W)×324(H)×62(D)mmで、質量は3.5kg(バッテリー含む)。