Shiodomeitaliaクリエイティブ・センターは25日より、「ブルーノ・ムナーリ展 しごとに関係ある人 出入りおことわり」を開催する。

ブルーノ・ムナーリは、1907年ミラノに生まれ、デザイナー、彫刻家、美術教育家、造形作家、絵本作家、詩人など、多くの顔をもつイタリアを代表するアーティスト。まだ本が読めない小さな子どもたちのために「本に出会う前の本」を制作するなど、子どもたちに五感を通して発見する喜びを与えることに情熱を傾けた人物でもある。

同展では、ブルーノ・ムナーリの生誕100年を記念し、世界中で愛され続けるブルーノ・ムナーリの代表作100点以上を「グラフィック・メッセージ」「言葉か図像か」「明かりをとりだす」など彼を象徴する13のテーマに沿って展示する。

ちいさなへや 1971

グラフィックデザイン「domus」

期間中は、企業やデザイナーによる「ムナーリへのオマージュ展」(10月25日~11月4日のみ)、子どもにアートを通して驚きや発見を伝える「ムナーリ・メソッド」によるワークショップやセミナーも開催される。

開館時間は11時~19時で、休館日は毎週月曜日(12月24日、25日は開館、12月26日水曜日~2008年1月7日月曜日まで休館、1月14日月曜日は開館、1月15日火曜日は振替休館)。入場無料。

※写真提供:Shiodomeitaliaクリエイティブ・センター